代表メッセージ

高齢者や障がいがあるということだけで「なにもできない」「すべてやってあげないとならない」といった間違った解釈が、未だ多く存在いたします。
「できないだろう」との意識は「高齢者になるというのはどのようなことかが分からない」が故の思い込みや「障がい特性を間違って理解している」が大多数を占め、それらが高齢者や障がい者の社会参加を阻害しています。
加齢や障がいがあるが故に「できない」のではなく、記憶として「掘り起こせる能力」や障がいがあっても「できる能力」等を身につけることが理解につながる第一歩ではないかと思います。
我々支援させていただく側も安易に手を出すことで「できる能力を奪わない」といった意識や「挑戦する機会を一緒に考える」といった姿勢が正しい知識と理解を深めることに繋がります。
これらのことを意識して社会参画することが「地域で生活する」ための相互理解の礎と考えています。